自己開示が苦手な人います。
自分のことや自分の思ってることを話すのが苦手。
「相手がどう思うのかがわからない。」
「相手から嫌われるのではないか」
「相手に引かれちゃうんじゃないか」
そんな不安で押し潰されそうで、言えないんですよね。
自己開示が苦手、自己開示しない人の心理
・他人を信じられない、他人の反応が不安でしかないと思っている。
・他人に否定されるのではないかと思っている。
・自分の考えや思いを人に伝える必要がないと思っている。自己完結型で他者とのコミニュケーションに積極的ではない。
・自分のことを聞かれないから、答えないだけ。コミニュケーションが受け身になっていることが多い。
いずれも信頼関係を築く良好なコミニュケーションを積極的に構築するものではない状況。
自己開示は、相手との信頼関係に必要な行為で
ラポール(信頼関係)を築くために、まずは自分から話すことが大事。
こちらのことを伝えると相手が安心して、次の自分の話をしやすくなるからです。
人は、わからない相手には警戒するものです。
先に自分の話をすることで、相手はその人を理解しやすくなり話しをしやすくなります。
コーチングを学ぶ時には、互いにコミニュケーションをかわすトレーニングをすることが必須。
でも、時々「自己開示、嫌なのでしなくていいですか?」って方もご受講されます。
小学校で長く校長先生をされた方も「自己開示、嫌なのでしませんから」とおっしゃっていました。
でも、学んでいくにつれ自己開示が皆さん上手になります。
自慢話ではなく、印象操作でもなく、相手が安心して関われるようになるための自己開示。
ありのままの自分の状態を言語表現することです。
最初はちょっと自己開示をすることは気が重いようです。
でも、コーチングトレーニングの場では自己開示をしても相手が否定したり攻撃したりしないから、徐々に自己開示をしても大丈夫と安心感を持って話せるのだと思います。
自分を客観的に理解し、自分のネガティブな面も認めるられるようになり、あとはちょっとした勇気で自己開示できるようになります。
自己開示できるようになると
「自分が思っているほど、相手は自分の発言を気にしていなかった」
そして
「自己開示ができるようになると、相手がもっと話しをしてくれて距離が縮む感覚になる」
と、話してくれます。
上手な自己開示は、短くありのままの自分を伝えること。
目的は、相手がこちらのことを知ることで安心できるために。
実は私も、そもそも自己開示が苦手だった。
ある時、人に「それ、人に話した方がいいよ、その方が坂本さんのことがわかる、伝わるから」って言われて、そのネタを話せるようになるまで2年ほどかかった。
というぐらい、自分の話をすることに抵抗があったのだけど、話してみたら意外にもそんなネガティブな反応でもなく、なーんだ、、って感じ。
ずっと、勝手にひとりで気疲れしてたのね、私(笑
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坂本 祐央子(さかもと ゆみこ)
オンライン、対面の研修を通して、人材育成コンサルタントをしています。
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