面談の会場をお借りする場合、最近はソーシャルディスタンスに配慮して椅子も半分の数しか設置されていない会議室が多い。
遠くに見えるは必須、検温ツール。
カタカナ言葉は意味がわかりにくいことが多いのだけど、キャリアコンサルティングも必要とされる相手にとっては非常にわかりにくい。
特に、私が専門としているのは「在職者向けキャリアコンサルティング」、こりゃまたもっとわかりにくい。
在職者向けのキャリアコンサルティングとは、現在の職場で社員のひとりひとりが能力を最大に発揮するために実施する面談のこと。
なので、ご依頼は企業側であり経営者や人事から依頼されるもの。
ただ、多くの場合言葉のイメージとして、次のようなものがある。
・キャリアなんちゃら、、「転職のときの相談」だよね、転職されたら困るな!
・コンサルティングって「何を教える」んだろう?
・密室で守秘義務があるって、「何を話ししてる」んだか、信頼できないとお願いできないよ。
・「悩み相談」で、終わったあとにスタッフがどんよりがっくり肩を落としてるとしたら逆効果
・経営者に「フィードバック」はあるのか?単なる雑談?
わかりにくさからくる、不安でいっぱいだよね。
実際には、キャリアコンサルティングをご依頼いただく経営者の意図としては、次のようなものがある。
・スタッフの強みを引き出す
・スタッフの仕事への目的を引き出す
・スタッフのやりがいを再認識
・スタッフのモチベーションを上げる
・コロナ禍の不安を整える
上記を通して、スタッフの育成を通して事業効率を高めること、そしてエンドユーザーへのパフォーマンスを高めることに繋がることを期待されていることが多い。
さて、このキャリアコンサルティングはわかりにくいので受ける側の社員やスタッフはすごく警戒している。
そもそも、面談って評価面談みたいな受ける方にとっては「ネガティブな内容」でしかも「一方的」なイメージも多い。
なので、私は受ける側の社員やスタッフの方には、例えば年に1度、定期的に実施する健康診断みたいに、何も症状がないけど自分の状態をみてもらうもの、と同じように何も現状で問題は無いかもしれないけど、外部の人と話す時間をとることで自分の状態を知ること、と説明している。
そして、終わったあとは経営者や依頼側に対しては、個人が特定されない範囲内で組織分析やフィードバックをさせていただくので、ぜひ、仕事のパフォーマンスを高めるためにもキャリアコンサルタントを活用してほしいし、社外人事のようにパートナーになれたらと思う。
来月、キャリアコンサルティングをもっとわかりやすく経営者に伝えるための、経営者との対談をオンラインで実施予定。
新聞記事も出るので、記事についてもまたご案内しますね。
わかりにくさを、もっとわかりやすくしたい。
カタカナ言葉。
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坂本 祐央子(さかもと ゆみこ)
オンライン、対面の研修を通して、人材育成コンサルタントをしています。
自宅で学べるオンラインコーチング講座の様子はこちらの動画もどうぞ
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