「説明責任を」「えええええー、てへぺろ」みたいだ。
ICF (国際コーチング連盟)のコアコンピテンシーを読むと、説明責任(accountability)という単語がよく出ててくる。
責任について説明することかと言うと、そうではない。
責任についての、情報開示でもない。
そして、日常ではあまり使わない。
英語の先生に聞くと、accountabilityは「説明責任」と訳し、それが一般的だと言う。
説明責任?日本語の日常会話では使わない言葉なので、ちょっと調べてみた。
英語で責任というと、この2つがあるのだそうな。
Responsibility:これから起こる(=未来)事柄や決定に対する責任の所在。
Accountability:すでに起きた(=過去)決定や行為の結果に対する責任、またそれを説明する責任。
Responsibility:最後までやり遂げること、A案が上手く行かなくてもB案など手段を変えてでもやり遂げること
Accountability:自分の言動や結果について相手を納得させること、上手く行かなかったとしても要因を分析し、次にどのようにしていくことで同じことを繰り返さないための説明をすること
国際コーチング連盟の倫理基準、コアコンピテンシーの以下の部分にかかれています。
倫理基準
第1節 Responsibility to Clients
第2節 Responsibility to practice and performance
第3節 Responsibility to professionalism
第4節 Responsibility to society
コアコンピテンシー
D 8.Facilitates Client Growth
細目2. Partners with the client to design goals, actions and accountability measures that integrate and expand new learning
細目3.Acknowledges and supports client autonomy in the design of goals, actions and methods of accountability
上記から、
コーチの役割としては「Responsibility」、クライアントのゴールに向けて一緒にやり遂げること
コーチはクライアントが「Accountability」、自分の行動の結果についてコーチについて明確に話すことが出来るようにサポートすること
このように理解するとわかりやすい。
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坂本 祐央子(さかもと ゆみこ)
オンライン、対面の研修を通して、人材育成コンサルタントをしています。
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